「従量制課金接続」をオンにすると何が止まるか ── Windows Update・OneDrive・ストアアプリへの影響

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更新履歴(初版のみ・2026年11月03日公開)
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小村 豪(2026)「「従量制課金接続」をオンにすると何が止まるか ── Windows Update・OneDrive・ストアアプリへの影響」合同会社小村ソフト. https://doi.org/10.5281/zenodo.23916667 https://comcomponent.com/blog/windows-metered-connection-what-stops/

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Windowsのネットワーク設定にある「従量制課金接続」をオンにすると、主にバックグラウンドで行うダウンロードと同期が控えられます。Microsoftの説明では、Windows Updateは優先度の高い更新プログラムだけをダウンロードします。Microsoft Storeからのアプリのダウンロードは一時停止されることがあり、オフライン ファイルは自動では同期されないことがあります1。OneDriveは従量制課金接続につながると同期を自動で一時停止します2。

スマートフォンのテザリングやモバイルルーターのように、通信量に上限のある回線で使うための設定です。この設定は通信そのものを止めるものではありません。Microsoftの説明が挙げるのは、更新や同期のような処理を控えることです1。反対に、上限のない回線でオンにしたままにすると、優先度の高いもの以外の更新が届かず、OneDriveの同期も止まったままになります。

この記事ではWindows 11を中心に、オンにすると何が変わるか、どこで設定するか、テザリングのときにどう扱われるか、戻し忘れたときに何が起きるかを説明します。内容は2026年11月3日に確認したMicrosoftの資料に基づいています。有線LANの[従量制課金接続]のスイッチと、Windows Updateの設定は、Windows 11 Enterprise 評価版(26H2)の仮想マシンで画面を確かめました。Wi-Fiのプロパティの画面は、Windows 11 Pro(25H2)の実機で確かめました。Wi-Fiにつなぎ直したときの既定、テザリング、携帯ネットワークの画面、オンにしたときにWindows Updateの動きやOneDriveの同期が実際に止まるかどうかは試していません。

従量制課金接続をオンにすると控えられる処理従量制課金接続をオンにすると、Windows Updateは優先度の高い更新だけになり、配信の最適化はインターネット上のPCとの送受信をせず、OneDriveは同期を一時停止し、ストアのダウンロードとオフライン ファイルの同期も止まることがあることを示す。控えられる同期オフライン ファイル(止まることがある)OneDrive(一時停止)控えられるダウンロードMicrosoft Store(止まることがある)Windows Update(優先度の高い更新だけ)配信の最適化(ほかのPCと送受信しない)従量制課金接続をオン

図1: 従量制課金接続で変わるのは、主にバックグラウンドのダウンロードと同期です。

従量制課金接続の意味と既定の設定

従量制課金接続は、通信した量に応じて料金がかかる回線や、データ量に上限がある回線のための設定です。Microsoftは、アプリやシステムのサービスがネットワークの帯域をどう使うかを制御して、データの使用量を抑える仕組みだと説明しています1。

設定はつないでいるネットワークごとに行い、既定の状態は接続の種類で違います3。携帯ネットワーク(SIMやeSIMでの接続)は、既定で従量制課金接続になっています。Wi-Fiは既定では従量制課金接続ではないので、上限のある回線なら手動でオンにします。イーサネット(有線LAN)も手動でオンにできます。

接続の種類ごとの既定の設定携帯ネットワークは既定で従量制課金接続になり、Wi-Fiは既定では従量制課金接続ではなく、Wi-Fiとイーサネットは手動でオンにできることを示す。接続の種類携帯ネットワークWi-Fiイーサネット既定で従量制課金接続既定では従量制課金接続ではない必要なら手動でオンにする

図2: 既定で従量制課金接続になるのは携帯ネットワークで、Wi-Fiとイーサネットは自分で設定します。

なお、Microsoftサポートの日本語版のページは、この既定の説明で「Windows は Wi-Fi ネットワークを従量制課金に設定します」と書いています。英語版は「non-metered」(従量制ではない)と書いており、同じページのほかの説明とも合うので、この記事は英語版に従っています3。Windows 11 Pro(25H2)の実機に保存されていたWi-Fiのプロファイル15件を netsh wlan show profile で見たところ、どれもコストが Unrestricted、コストの元が Default で、従量制課金接続にはなっていませんでした。英語版の説明と合う結果です。テザリングのWi-Fiは接続したときにスマートフォンが送る情報で決まるので、この結果からは判断できません。

図の実線は常に成り立つ関係、破線は条件付きの関係です(成立条件は詳細ページの各関係の説明に記載)。関係すべての一覧(全10件、根拠・確度つき)と主要概念の定義は知識マップ詳細ページにまとめています。データ: JSON-LD / Turtle

オンにすると変わるもの

Microsoftは、インターネット接続を使って情報を更新・表示するアプリが、ダウンロードや表示の量を制限されることがあると説明しています1。名前を挙げて説明しているのは次の機能です。

Windows Update

従量制課金接続では、Windows Updateは優先度の高い更新プログラムだけをダウンロードします。Microsoftは、従量制課金接続ではWindowsの更新の一部が自動ではインストールされないとも書いています1。どの更新が優先度が高いのかは示されていません。従量制課金接続にしても「大事な更新だけは必ず来る」とは考えず、上限のない回線に戻ったときに更新を確かめてください。

従量制課金接続のままでも更新を受け取りたいときは、設定の[Windows Update]で[詳細オプション]を開き、[従量制課金接続で更新プログラムをダウンロードする]をオンにします1。オンにすると、更新のダウンロードがデータ通信量に含まれます。

従量制課金接続でのWindows Updateのダウンロード従量制課金接続では、従量制課金接続経由でのダウンロードがオフなら優先度の高い更新だけをダウンロードし、オンなら従量制課金接続でも更新をダウンロードすることを示す。オフオン従量制課金接続につながっている従量制課金接続で更新プログラムをダウンロードする優先度の高い更新だけをダウンロード従量制課金接続でも更新をダウンロード上限のない回線に戻ったら更新を確かめる

図3: 従量制課金接続でも更新を受け取るかは、Windows Updateの詳細オプションで決めます。

配信の最適化

配信の最適化はWindows UpdateやMicrosoft Storeの更新やアプリを、Microsoftに加えてローカル ネットワークやインターネット上のほかのPCからも入手できるようにする仕組みです。設定によっては、自分のPCからほかのPCへも送ります4。従量制課金接続では、配信の最適化は更新やアプリの一部を、インターネット上のほかのPCから自動ではダウンロードせず、ほかのPCへも送りません4。インターネット上のほかのPCへ、自分の回線で更新を自動で送ることはなくなります。

従量制課金接続での配信の最適化従量制課金接続では、配信の最適化がインターネット上のほかのPCとの間で更新やアプリの一部を自動で送受信しないことを示す。自動では送受信しない自分のPC(従量制課金接続)Windows UpdateとMicrosoft Storeインターネット上のほかのPC

図4: 従量制課金接続では、配信の最適化はインターネット上のPCとの送受信を自動では行いません。

OneDrive

OneDriveは、従量制課金接続につながったとき、またはPCがバッテリー節約機能になったときに、同期を自動で一時停止します2。従量制課金接続が検出されると通知が表示され、通知で[同期する]を選ぶと一時停止せずに同期を続けます5。一時停止したあとは、タスクバーのOneDriveのアイコンから同期を再開できます2。

従量制課金接続でもいつも同期させたいときは、OneDriveの設定にある[同期とバックアップ]の[環境設定]で、従量制課金接続(ホットスポット)のときの動作を選べます6。

同期が止まっている間は、PCで編集したファイルがクラウドに上がっていません。ほかのPCやスマートフォンから最新の内容が見えないときは、OneDriveのアイコンに一時停止の表示が出ていないかを見てください。

従量制課金接続でのOneDriveの同期OneDriveは従量制課金接続を検出すると同期を一時停止して通知を出し、通知で同期するを選ぶと同期を続け、一時停止したあとはアイコンから再開でき、環境設定で従量制課金接続のときの動作を選べることを示す。従量制課金接続を検出同期を一時停止して通知通知で[同期する]を選ぶ同期を続けるタスクバーのアイコンから再開環境設定で従量制課金接続のときの動作を選ぶ

図5: OneDriveは従量制課金接続で同期を止めますが、通知や環境設定で同期を続けられます。

Microsoft Storeとオフライン ファイル

Microsoft Storeからダウンロードしているアプリは、従量制課金接続では一時停止されることがあります1。ストアからアプリを入れたのに進まないときは、つないでいるネットワークが従量制課金接続になっていないかを見てください。

オフライン ファイルはネットワーク共有のファイルをPCに保存し、ネットワークにつながらないときも使えるようにするWindowsの機能です7。従量制課金接続では、オフライン ファイルが自動で同期されないことがあります1。

従量制課金接続の設定方法

設定はつないでいるネットワークごとに切り替えます1。画面の項目名はWindowsのバージョンによって少し異なることがあります。

  1. [設定]を開き、[ネットワークとインターネット]を選びます。
  2. 接続の種類を選びます。
    • Wi-Fiのときは[Wi-Fi]を選び、つないでいるWi-Fiネットワークを選びます。
    • 有線LANのときは[イーサネット]を選び、つないでいるネットワークを選びます。
    • SIMやeSIMの回線のときは[携帯ネットワーク]を選びます。
  3. [従量制課金接続]をオンにします。オフにすると、通常の接続に戻ります。

Wi-Fiのネットワークのプロパティは、[Wi-Fi]の中の[既知のネットワークの管理]からネットワーク名を選んでも開けます。Windows 11 Pro(25H2)の実機のプロパティの画面では、項目の名前は「従量制課金接続」、その説明は「このネットワークに接続している場合、データ使用量を減らすためにアプリによっては異なる動作が行われる可能性があります。」でした。同じ画面の関連リンクは「このネットワーク上のデータ使用量を制御するためのデータ通信量上限を設定する」です。

Windows 10では、Wi-Fiのときはネットワークのプロパティを開きます。項目の名前は[従量制課金接続として設定]です1。

設定が灰色で変えられないとき

[従量制課金接続]がオンのまま灰色になっていて切り替えられないときの原因として、Microsoftは次の3つを挙げています1。

  • データ制限が設定されている。[ネットワークとインターネット]の[ネットワークの詳細設定]から[データ使用状況]を開き、そのネットワークの制限を削除します。Windows 11 Pro(25H2)の実機でも、[ネットワークの詳細設定]の中の項目名は[データ使用状況]でした。[ネットワークとインターネット]の上にある[データ使用状況]からも同じ画面を開けます。
  • 管理者権限のないアカウントでサインインしている。[設定]の[アカウント]で、アカウント名の下に「管理者」と表示されるかを見ます。
  • 組織が設定している。会社や学校が管理するPCでは、利用者が変更できないことがあります。IT担当者に確認します。

テザリングは自動で従量制課金接続になるのか

スマートフォンのテザリングにWi-Fiでつないだとき、WindowsはそのWi-Fiを従量制課金接続として扱うことがあります。ただし、必ずそうなるわけではありません。

Microsoftの資料には、テザリング側から「従量制の回線である」とWindowsに知らせる仕組みが2つ書かれています。

  • Wi-Fiの電波に載せる情報(Network Cost IE)。Microsoftが定めたもので、テザリング側がここで従量制だと知らせると、Windowsは自動でその接続を従量制課金接続として扱います8。
  • IPアドレスを配るときの情報(DHCPのANDROID_METERED)。この値を受け取ると、Windowsはそのインターフェースを従量制課金接続として扱います。Windows 10 バージョン1909以前は対応していません9。

使っているスマートフォンやモバイルルーターがこれらの情報を送るかどうかは、機器によって違います。この記事では、どの機種が送るかは確かめていません。テザリングにつないだら、そのWi-Fiネットワークの設定で[従量制課金接続]がオンになっているかを見て、オフならオンにしてください。

テザリングのWi-Fiが従量制課金接続になるかの判断テザリング側がWi-Fiの情報かDHCPで従量制だと知らせるとWindowsは自動で従量制課金接続として扱い、知らせないときは通常のWi-Fiとして扱うので、ネットワークの設定で手動でオンにすることを示す。Wi-Fiの情報かDHCPで知らせる知らせないテザリングのWi-Fiにつなぐテザリング側が従量制だと知らせるかWindowsが自動で従量制課金接続として扱う通常のWi-Fiとして扱うネットワークの設定で従量制課金接続をオンにするネットワークの設定でオンになっているかを見る

図6: テザリングが自動で従量制課金接続になるかは、テザリング側の機器が知らせるかどうかで決まります。

データ制限を設定する

Windowsには、ネットワークごとにデータ通信量の上限を入れておく「データ制限」があります。上限を設定すると、上限に近づいたときと超えたときにWindowsが通知します10。

  1. [設定]の[ネットワークとインターネット]で[Wi-Fi]を選び、つないでいるWi-Fiネットワークを選びます。
  2. [データ制限の設定]を選びます。
  3. [制限の入力]を選び、契約しているデータプランに合う制限の種類と、上限の値などを入れて[保存]を選びます。

有線LANでは、[ネットワークとインターネット]の[データ使用状況]から設定します。確かめたWindows 11(26H2)では、この画面の[データ制限を入力]の欄で、右上の一覧からネットワークを選び、[制限を入力してください]を選びます。Wi-Fiの画面は、確かめた仮想マシンにWi-Fiがないので見ていません。

携帯ネットワークでデータ制限を設定すると、Windowsはその接続を自動で従量制課金接続にします11。データ制限を設定した接続では、前の節のとおり、従量制課金接続の設定が灰色になって切り替えられなくなることがあります1。

データ制限と従量制課金接続の関係データ制限を設定すると上限に近づいたときと超えたときに通知され、携帯ネットワークでは自動で従量制課金接続になり、従量制課金接続の設定が灰色になることがあり、切り替えたいときはデータ使用量の画面で制限を削除することを示す。データ制限を設定近づいたとき・超えたときに通知携帯では自動で従量制課金接続設定が灰色になることがあるデータ使用量の画面で制限を削除

図7: データ制限は上限の通知に加えて、従量制課金接続の設定にも影響します。

オンにする場面と戻し忘れ

従量制課金接続が向くのは、通信量に上限がある回線や、使った量に応じて料金がかかる回線です。スマートフォンのテザリング、モバイルルーター、データプランの上限がある回線などが当たります。Microsoftも、データ使用量の超過分を請求されているなら従量制課金接続にすると管理に役立つと説明しています1。一方で、携帯の回線でも実際には使い放題の契約なら、従量制ではない設定に変えることを挙げています3。

注意が要るのは戻し忘れです。従量制課金接続をオンにしたまま上限のない回線で使い続けると、Windows Updateは優先度の高い更新しかダウンロードせず、OneDriveの同期も止まったままになります。テザリングのために一時的にオンにしたときは、使い終わったら設定を確かめてください。

逆に、上限のある回線を従量制課金接続にしないまま使うと、データ通信量の上限を超えて料金がかかることがあります1。

従量制課金接続をオンにするかの判断通信量に上限があるか使った量で料金がかかる回線なら従量制課金接続をオンにし、上限のない回線ならオフにし、オンにしたまま上限のない回線で使うと更新と同期が止まったままになることを示す。はいいいえ通信量に上限があるか・使った量で料金がかかるか従量制課金接続をオン従量制課金接続をオフ上限のない回線に戻ったら設定を確かめるオンのままだと更新と同期が止まったまま

図8: 上限のある回線ではオンにし、上限のない回線に戻ったら戻し忘れがないかを確かめます。

会社のPCで設定が決められている場合

会社や学校が管理するPCでは、従量制課金接続まわりの動作をポリシーで決めていることがあります。設定画面の項目が灰色で変えられないときは、自分で回避しようとせず、IT担当者に確認します1。

管理する側は次のポリシーで動作を決められます。

  • Windows Update: グループポリシーの「Allow updates to be downloaded automatically over metered connections」(Policy CSPでは Update/AllowAutoWindowsUpdateDownloadOverMeteredNetwork)を有効にすると、従量制課金接続でも更新を自動でダウンロードします12。
  • OneDrive: 「従量制課金ネットワークのときにも同期を続ける」(DisablePauseOnMeteredNetwork)を有効にすると、従量制課金接続でもOneDriveは同期を一時停止しません。このポリシーはグループポリシーとIntuneで設定できます5。

関連記事

参考リンク

  1. Microsoft サポート, Windows での従量制課金接続. 従量制課金接続で制限される処理(Windows Updateは優先度の高い更新だけ、Microsoft Storeのダウンロードの一時停止、オフライン ファイル)、設定の場所、灰色で変えられないときの3つの原因、従量制課金接続経由で更新をダウンロードする設定。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11 ↩12 ↩13 ↩14 ↩15

  2. Microsoft サポート, OneDrive の同期を一時停止および再開する方法. 従量制課金接続とバッテリー節約機能のときにOneDriveが自動で一時停止すること、一時停止と再開の操作。 ↩ ↩2 ↩3

  3. Microsoft Support, Metered connections in Windows. Wi-Fiは既定で従量制ではなく、モバイル ブロードバンドは既定で従量制であること。使い放題の契約なら従量制ではない設定に変えることを挙げていること。 ↩ ↩2 ↩3

  4. Microsoft サポート, Windows Update の配信の最適化とプライバシー. 従量制課金または上限付きの接続では、配信の最適化が更新やアプリの一部をインターネット上のほかのPCとの間で自動で送受信しないこと。 ↩ ↩2

  5. Microsoft Learn, IT 管理者 - OneDrive ポリシーを使用して同期設定を制御する. 「従量制課金ネットワークのときにも同期を続ける」(DisablePauseOnMeteredNetwork)の動作と、未構成のときの通知と[同期する]の選択。 ↩ ↩2

  6. Microsoft サポート, OneDrive の設定にアクセスする方法. 同期とバックアップの環境設定で、従量制課金接続(ホットスポット)のときの動作を選べること。 ↩

  7. Microsoft Learn, Enable Always Offline mode for faster access to files in Windows and Windows Server. オフライン ファイルが、ネットワーク共有のファイルをローカルにキャッシュし、接続がないときも使えるようにして、接続が戻ったら変更をサーバーと同期するWindowsの機能であること。 ↩

  8. Microsoft Learn, Network cost information element. Wi-Fiのネットワークがコストを伝えるためのMicrosoftの802.11拡張と、FixedやVariableの値でWindowsが接続を従量制として扱うこと。 ↩

  9. Microsoft Learn, MS-DHCPE: 2.2.2.6 Vendor-Specific ANDROID_METERED Option. DHCPのベンダー固有オプションのANDROID_METEREDの形式。受け取ったクライアントがインターフェースを従量制として扱うことは同じ仕様の「Receiving a DHCPACK」、Windows 10 v1909以前が対応しないことは「Appendix A: Product Behavior」。 ↩

  10. Microsoft サポート, Windows での重要なネットワーク設定とタスク. データ通信量上限の設定手順と、上限に近づいたとき・超えたときの通知。 ↩

  11. Microsoft サポート, Windows での携帯ネットワークの設定. 携帯データ ネットワーク接続は既定で従量制課金接続であり、データ通信量上限を設定すると自動で従量制課金接続が設定されること。 ↩

  12. Microsoft Learn, Update Policy CSP. AllowAutoWindowsUpdateDownloadOverMeteredNetwork と、グループポリシーの名前「Allow updates to be downloaded automatically over metered connections」。 ↩

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よくある質問

この記事のテーマについて、相談時によくある質問をまとめています。

従量制課金接続をオンにすると、Windows Updateは完全に止まりますか?
完全には止まりません。Microsoftの説明では、従量制課金接続ではWindows Updateが優先度の高い更新プログラムだけをダウンロードします。どの更新が優先度が高いかは示されていないので、従量制課金接続にしてもすべての更新が届くとは考えないでください。
従量制課金接続のままWindows Updateを受け取るにはどうすればよいですか?
設定のWindows Updateで詳細オプションを開き、「従量制課金接続で更新プログラムをダウンロードする」をオンにします。オンにすると、データ通信量の上限を超えて料金がかかることがあります。
OneDriveが勝手に一時停止するのはなぜですか?
従量制課金接続につながっているか、PCがバッテリー節約機能になっている可能性があります。OneDriveはこのどちらかのとき自動で同期を一時停止します。通知から同期を続けられ、OneDriveの設定の環境設定で従量制課金接続のときの動作も選べます。
スマートフォンのテザリングにつなぐと、自動で従量制課金接続になりますか?
なる場合とならない場合があります。携帯ネットワークは既定で従量制課金接続ですが、Wi-Fiは既定ではそうなりません。テザリング側が従量制であることを知らせる仕組みもありますが、すべての機器が知らせるとは限らないので、つないだネットワークの設定で確かめてください。
従量制課金接続の設定が灰色で変えられません。
データ制限が設定されている、管理者権限のないアカウントでサインインしている、組織が設定している、のどれかが考えられます。データ制限は[データ使用状況]の画面で削除でき、組織が設定している場合はIT担当者に確認します。

著者プロフィール

記事の著者プロフィールページです。

小村 豪

合同会社小村ソフト 代表

Windows ソフト開発、技術相談、不具合調査を中心に、既存資産が残る案件や原因が見えにくい障害調査に強みがあります。

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