二乗・反転対数目盛
写真の露出値 EV100ノモグラム
APEX EXPOSURE VALUE
絞りと時間を、同じEVで結ぶ。
絞り値とシャッター時間を結び、ISO 100基準の露出値を読みます。同じEVを保つ設定の組み合わせも逆算できます。
- 既定例
- f/8・1/125秒
- 結果
- EV 12.966
- 基準感度
- ISO 100
二乗・反転対数目盛
写真の露出値 EV100
絞り値とシャッター時間の組み合わせを、ISO 100基準の露出値へまとめます。同じEVになる設定の関係を追えます。
EV100 = log₂(N² / t)
選んだ値が計算結果になり、残り2つを操作できます。
ALIGNMENT CHART
目盛を結ぶ線
入力点は目盛上でドラッグできます
入力
計算結果
整列線
露出値 EV100
f/8・0.008秒 → 12.966 EV
目盛のしくみ
絞り値は2×対数、シャッター時間は反転した対数、EVは線形に配置されます。
読み取りのポイント
絞りNと露光時間tを結ぶとEV100を読めます。同じEVでも被写界深度や動きの写り方は変わります。
このノモグラムで分かること
絞り値 N と露光時間 t の組み合わせを、ISO 100基準の露出値 EV100 へまとめます。絞りと時間からEVを求めるほか、EVを固定して絞りまたはシャッター時間を逆算できます。
式と目盛の変換
APEXの定義では、絞り値と時間値を次のように加えます。
Av = 2 log₂(N)
Tv = −log₂(t)
EV100 = Av + Tv = log₂(N² / t)
絞り軸は2倍した対数目盛、シャッター時間軸は上下を反転した対数目盛、EV軸は線形目盛です。絞りを厳密に√2倍、または露光時間を厳密に1/2倍にした1段の変化は、図上で同じ量として現れます。
読み方の例
絞りf/8と1/125秒を結ぶと、1/125をそのまま使ったEV100は約12.9658です。規格化した1段刻みの1/128秒ならEV13になります。EV15とf/16から時間を逆算すると1/128秒です。
表示範囲と注意
- 絞りはf/1〜f/32、露光時間は30〜1/8000秒を表示します。
- このページはISO 100固定です。ISO感度を変えたときの補正は扱いません。
- 公称シャッター速度や公称f値は、理想的な1段値と一致しない場合があります。このツールは
1/125やf/11を理想値へ丸めず、入力した数値をそのまま計算します。 - EVは設定の組み合わせを表す値です。被写体の明るさ、適正露出、被写界深度、手ぶれや被写体ぶれを単独で判断しません。
参考資料
- CIPA, Exif 2.3 Annex C: APEX Units —
Av、Tv、Ev = Av + Tvの定義。