分数変換・対数目盛
露点温度ノモグラム
MAGNUS DEW POINT
気温と湿度から、凝結の境目を読む。
気温の分数目盛と相対湿度の対数目盛を結び、水蒸気が凝結し始める露点温度を読みます。露点や湿度からの逆算もできます。
- 既定例
- 20°C / 50%
- 結果
- 9.26°C
- 近似
- Magnus式
分数変換・対数目盛
露点温度
気温と相対湿度から、空気中の水蒸気が凝結し始める露点温度をMagnus型の近似式で求めます。
γ = 17.62T / (243.12 + T) + ln(RH / 100), Td = 243.12γ / (17.62 − γ)
選んだ値が計算結果になり、残り2つを操作できます。
ALIGNMENT CHART
目盛を結ぶ線
入力点は目盛上でドラッグできます
入力
計算結果
整列線
露点温度 Td
20 °C・50 % → 露点 9.2552 °C
目盛のしくみ
気温と露点は分数変換、相対湿度は対数変換です。3軸の不等間隔がそれぞれ異なります。
読み取りのポイント
気温Tと相対湿度RHを結ぶと露点Tdを読めます。湿度100%では露点と気温が一致します。
このノモグラムで分かること
露点温度 Td は、空気を冷やしたときに水蒸気が飽和し、凝結が始まる温度です。このページでは気温 T と相対湿度 RH から露点を求めるほか、気温と露点から相対湿度、露点と相対湿度から気温を逆算できます。
式と目盛の変換
水面上のMagnus型近似を次の形で使います。
γ = 17.62T / (243.12 + T) + ln(RH / 100)
Td = 243.12γ / (17.62 − γ)
気温と露点は 17.62x / (243.12 + x) という分数変換、相対湿度は ln(RH/100) という対数変換へ移します。変換後は「気温側+湿度側=露点側」となり、3点が一本の直線上へ並びます。
読み方の例
気温20°Cと相対湿度50%を結ぶと、露点温度は約9.26°Cです。相対湿度を100%へ近づけると、露点軸上の交点も気温へ近づき、100%では気温と露点が一致します。
表示範囲と注意
- 気温は−20〜50°C、相対湿度は10〜100%を表示します。
- この式は近似です。水面上の飽和水蒸気圧を扱い、氷面上の霜点には別の係数が必要です。
- センサー精度、気圧、測定位置などを含む精密な気象・空調計算は、用途に合う手法で再確認してください。
- 相対湿度0%は対数を取れないため扱いません。
参考資料
- World Meteorological Organization, Calibration of humidity instruments: Part 1 — Magnus式の係数と適用範囲。