NTLM認証の誘発
利用者が接続を選択していなくても、端末から攻撃者が管理する接続先へのNTLM認証を起こさせ、チャレンジ/レスポンスを送らせる攻撃手法。送られる応答は平文パスワードやNTハッシュそのものではない。
- 概念URI
https://comcomponent.com/knowledge/ntlm-authentication-coercion/
- 別名・表記
- NTLM authentication coercion
- 最終確認日
- 2026-08-01
- 機械可読データ
- JSON-LD
この概念が関わる関係
- CVE-2023-23397はNTLM認証の誘発の原因になることがあります。未修正のOutlookが細工されたリマインダーを処理し、端末が外部SMB共有へ通信してNTLM認証を試みると、利用者の操作なしに応答が送られ得る。使われる資格情報はWindows端末へログオン中の利用者のもので、受信したメールボックスの名義とは限らない。根拠: 調査記事「Understanding the CVE-2023-23397 vulnerability」。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典
- NTLM認証の誘発はNTLMを利用します。認証の誘発は端末にNTLM認証を開始させる段階である。そこから別サービスへ認証を中継する段階がNTLMリレーであり、両者は同じ操作ではない。根拠: MSRC「Mitigating NTLM relay attacks by default」のBackground。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-10-27 出典
- NTLM認証の誘発はNTLMリレー攻撃の原因になることがあります。誘発したNTLM認証を進行中に別サービスへ中継し、そのサービスがNTLMを受け付けて中継対策が不足していると、利用者として認証され得る。根拠: 調査記事の認証中継の説明とMSRC「Mitigating NTLM relay attacks by default」のBackground。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典 出典
- NTLM認証の誘発はNTLMv2応答のオフライン解析の原因になることがあります。攻撃者がNTLMv2のチャレンジと応答を取得すると、保存した値を使うパスワード推測につながり得る。応答の取得だけでパスワードが判明するわけではない。根拠: 調査記事「Understanding the CVE-2023-23397 vulnerability」のoffline crackingと、MS-NLMP 3.3.2の計算手順。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典 出典
- Protected UsersグループはNTLM認証の誘発を軽減します。対応環境のActive Directory利用者をProtected Usersへ追加すると、その利用者のNTLM利用を制限できる。NTLM依存アプリへの影響やドメインの前提条件を確認する必要があり、サービス・コンピューターアカウントへ適用するものではない。根拠: 調査記事「Recommendations」とProtected Users資料の保護・前提条件・運用の各節。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典 出典 出典 出典
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一次資料
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