NTLMリレー攻撃
攻撃者が被害者とサーバーの間でNTLMのチャレンジ/レスポンスをそのまま中継し、被害者になりすます攻撃。応答が宛先を縛らないNTLMの弱点を突く。
- 概念URI
https://comcomponent.com/knowledge/ntlm-relay-attack/
- 別名・表記
- NTLM Relay Attack / SMBリレー攻撃
- 最終確認日
- 2026-08-01
- 機械可読データ
- JSON-LD
この概念が関わる関係
- NTLMはNTLMリレー攻撃の原因になることがあります。監査で見つかるNTLM依存箇所は、そのままSMBリレー・中間者攻撃・総当たり攻撃に対する脆弱性でもある / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- SMB署名はNTLMリレー攻撃を軽減します。SMB署名が有効な相手にはリレー攻撃が成立しないため、SMBを宛先とするリレー経路は塞がる。ただし捕捉したNTLM認証をLDAPやHTTPなど別プロトコルへ中継する経路までは防げない / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- NTLMはNTLMリレー攻撃の原因になることがあります。NTLMのレスポンスには「誰に対して認証しているか」を縛る仕組みがなく、クライアントは応答が本物のサーバー宛かを確かめられない / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- SMB署名はNTLMリレー攻撃を防ぎます。SMB署名はメッセージ全体のハッシュと送信者・受信者の身元を含む署名を付けるため、署名を要求する相手にはリレーが成立しない。クライアント・サーバーの少なくとも一方が署名を必須にしている場合に限る。両方とも必須にしていなければ署名されず、この防御は効かない / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- KerberosはNTLMリレー攻撃を防ぎます。サービスチケットは宛先サービスの長期鍵で暗号化されているため、別のサービスへ持ち込んでも復号できず中継が成立しない / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- NTLMリレー攻撃はNTLMを前提とします。中継されたやり取りが使えるセッションになるのは、宛先が署名もチャネルバインディングも要求せずNTLMを受け付ける場合に限られる / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- SMB署名はNTLMリレー攻撃を防ぎます。署名にはメッセージ全体のハッシュに加えて元の送信者と意図した受信者の識別情報が含まれ、転送中に改ざん・中継されると署名が一致しなくなる(クライアント・サーバーの少なくとも一方が署名を必須にしている場合に限る。両方とも必須にしていなければ署名されず、この防御は効かない) / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- LDAPSはNTLMリレー攻撃を軽減します。LDAPSは通信を暗号化するが、それだけでは認証情報だけを別のTLS接続に中継する形のリレーを防ぎきれない / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- LDAPチャネルバインディングはNTLMリレー攻撃を軽減します。認証をTLSチャネルへ結びつけることで、別チャネルへ認証情報だけを中継する攻撃を検出可能にし、LDAPSの穴を塞ぐ / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- NTLMはNTLMリレー攻撃の原因になることがあります。NTLMのレスポンスが宛先を縛らないことが、SMB署名・LDAP署名・チャネルバインディングという3つの防御が必要になる根本原因 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- NTLM認証の誘発はNTLMリレー攻撃の原因になることがあります。誘発したNTLM認証を進行中に別サービスへ中継し、そのサービスがNTLMを受け付けて中継対策が不足していると、利用者として認証され得る。根拠: 調査記事の認証中継の説明とMSRC「Mitigating NTLM relay attacks by default」のBackground。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典 出典
- NTLMリレー攻撃はNet-NTLMv2応答を利用します。今回のリレーでは、中継先のチャレンジに対して被害端末が計算した応答を、その認証が進行している間に中継先へ返す。保存済み応答の後日再利用ではない。根拠: MSRCのTechnical DetailsにあるNTLM negotiation messageの中継と、MS-NLMP 3.3.2の応答計算を対応させた説明。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典 出典
- NTLMリレー攻撃はServerChallengeを利用します。リレー中は中継先サービスからのチャレンジを被害端末へ渡し、同じ認証の応答を返させる。任意の過去の応答を選んで認証する仕組みではない。根拠: MSRCのTechnical Detailsにある認証中継と、MS-NLMP 3.3.2のチャレンジと応答の対応から説明したもの。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典 出典
- SMB署名はNTLMリレー攻撃を軽減します。中継先がSMBサービスである場合、署名の要求はNTLMリレーへの保護になる。他のプロトコルへの中継や、応答送信・オフライン解析を一律に防ぐという意味ではない。根拠: SMB signing overview「Security considerations in SMB2 and SMB3」。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-10-27 出典
- Extended Protection for AuthenticationはNTLMリレー攻撃を軽減します。対応する中継先サービスでEPAを有効にすると、認証を意図した接続先や通信チャネルへ結び付け、NTLMリレーを防ぐための保護になる。根拠: MSRC「Mitigating NTLM relay attacks by default」のBackground。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典
- KerberosはNTLMリレー攻撃を軽減します。NTLMを使う認証経路を洗い出し、対応する経路をKerberosへ移行すると、NTLMへの依存を減らせる。Kerberosを一部に導入しただけで、残るNTLM経路のリレーが防げるわけではない。根拠: MSRC「Mitigating NTLM relay attacks by default」のLooking ahead: The future of NTLMに基づく適用範囲の整理。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-10-27 出典
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一次資料
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