知識マップ: 「何秒で動けば満足か」を決め忘れないために ── IPA「非機能要求グレード」で非機能要件を整理する

記事「「何秒で動けば満足か」を決め忘れないために ── IPA「非機能要求グレード」で非機能要件を整理する」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。

非機能要求グレードは、IPAが公開する非機能要件整理のための無償ツール群で、可用性・性能拡張性・運用保守性・移行性・セキュリティ・システム環境エコロジーという6大項目に非機能要件を分類し、0から5までの段階的なレベルで発注側と開発側がすり合わせられるようにする。グレード表は社会的影響の大きさで分けた3つのモデルシステムごとの目安レベルを示し、これを出発点に重要項目を調整したうえで、必要な範囲だけ238のメトリクスを収録した項目一覧で詳細化するという手順が想定されている。IPAの「情報システム・モデル取引・契約書」は要件定義工程の成果物として非機能要件の文書化を想定しており、非機能要求グレードは要件定義の段階でその作業を進めるための道具として位置付けられる。

非機能要求グレードの知識マップIPAの非機能要求グレードが非機能要件を6大項目に分類し、モデルシステム・グレード表・項目一覧という道具立てで要件定義段階のすり合わせを支えること、情報システム・モデル取引・契約書との関係を示す図利用する利用する利用する利用する利用する利用する利用する利用する利用する利用するより先に行うべき前提とする実装を担う推奨される対応前提とする利用する非機能要求グレード非機能要件可用性性能・拡張性運用・保守性移行性セキュリティシステム環境・エコロジーグレード表項目一覧モデルシステムIPA(独立行政法人情報処理推進機構)要件定義情報システム・モデル取引・契約書

概念間の関係(全16件)

図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。

主要概念の定義

非機能要求グレード
非機能要件を可用性・性能拡張性・運用保守性・移行性・セキュリティ・システム環境エコロジーの6大項目に整理し、0から5までの段階的なレベルで発注側と開発側がすり合わせるためのIPAの無償ツール群。
非機能要件
システムが「何をするか」という機能要件以外の、可用性・性能・運用保守性など「どのくらいの品質・条件で動くか」に関する要件のこと。
グレード表
非機能要求グレードのうち、特に重要な項目についてモデルシステムごとの目安レベルを一覧にした表で、非機能要件のすり合わせの出発点として使う。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
情報セキュリティ10大脅威や中小企業向けセキュリティガイドラインに加えて、情報システム・モデル取引・契約書や非機能要求グレードなど、IT分野の実務文書を幅広く策定・公開している日本の独立行政法人。
情報システム・モデル取引・契約書
システム開発の委託契約と運用保守委託契約のひな形と解説をまとめた公的文書。経済産業省が2007年に第一版を、IPAが引き継ぎ2020年に第二版を公開した。

機械可読データ

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