知識マップ: Windowsクラッシュダンプ収集入門 - WER/ProcDump/WinDbg

記事「Windowsクラッシュダンプ収集入門 - WER/ProcDump/WinDbg」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。

Windowsアプリのクラッシュダンプ収集は、追加ツールなしでアプリ単位に設定できるWER LocalDumpsをまず入れ、hangやfirst chance exceptionまで見たい場合や既に起動中のプロセスを監視したい場合にProcDumpを足し、独自の診断機能が必要になったときだけMiniDumpWriteDumpによる自前収集を検討するという順で考えるのが安全である。ダンプの種類はミニダンプとフルダンプで採れる情報の深さとサイズがトレードオフになり、.NETのCLRプロセスはProcDumpのMiniPlus指定でもフルダンプ相当のサイズになる。保存先フォルダの書き込み権限を確認しないと収集自体が空振りになり、取得したダンプはPDBと組み合わせてWinDbgで解析して初めて読める情報になる。

Windowsクラッシュダンプ収集(WER/ProcDump/WinDbg)の知識マップWER LocalDumpsとProcDumpとMiniDumpWriteDumpがこの順で検討すべきクラッシュダンプの収集手段であり、ダンプの種類の選択、保存先ACLの確認、PDBを伴うWinDbgでの解析までが一続きの流れであることを示す図より先に行うべきより先に行うべき実装を担う実装を担う利用する利用する利用する利用する推奨される対応用いるのは非推奨前提とする利用する利用する利用する用いるのは非推奨実装を担うより先に行うべき前提とするで確認できる推奨される対応用いるのは非推奨WER LocalDumpsProcDumpWinDbgMiniDumpWriteDumpクラッシュダンプミニダンプフルダンプMiniPlusダンプネイティブ境界の原因調査ダンプ保存先フォルダのACLfirst chance exceptionsecond chance exceptionハング検出Postmortem debuggerPDB(プログラムデータベース)独自の診断情報保存機能NotMyFault

概念間の関係(全21件)

図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。

主要概念の定義

WER LocalDumps
WERがクラッシュ後にユーザーモードダンプをローカルへ保存するための、レジストリで設定する機能。追加ツールなしでアプリ単位の設定が可能。
ProcDump
hang、first chance exception、条件付き採取など、WER LocalDumpsより多くのトリガーでクラッシュダンプを収集できるSysinternalsのツール。
WinDbg
クラッシュダンプやハングしたプロセスの状態をカーネル/ユーザーモードで解析するためのMicrosoft製デバッガー。SOS拡張によるマネージドヒープ解析や、Application Verifierの検出結果の解析にも使われる。
フルダンプ
プロセスのメモリを広く含む大きめのクラッシュダンプ。取れる情報は多いがサイズと機密混入リスクが大きい。
ミニダンプ
含めるメモリ量を絞った小さめのクラッシュダンプ。転送しやすいが状態復元の深さは弱い。
クラッシュダンプ
プロセスのメモリ内容・スタック情報・例外情報などをファイルへ書き出した、クラッシュ調査に使うスナップショットである。
MiniDumpWriteDump
UIからの診断情報保存や、ログ・独自メタデータの同梱など、自前のダンプ収集機能を実装するためのWin32 API。
NotMyFault
Windowsシステム自体をcrash/hangさせてブルースクリーンのダンプを作るためのSysinternalsツール。管理者権限が必要で、ユーザーモードアプリのLocalDumps検証には向かない。

機械可読データ

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