知識マップ: Windows NIC詳細設定ガイド - RSS/LSO/EEE/Wake on LAN

記事「Windows NIC詳細設定ガイド - RSS/LSO/EEE/Wake on LAN」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。

WindowsのNIC詳細設定(Advancedタブ)は、Speed & Duplex、Jumbo Frame、Checksum Offload、LSO/TSO、RSC/LRO、RSS、Interrupt Moderation、Flow Control、EEE、Wake on LAN、Selective Suspend、VMQ/SR-IOVなど多数の項目から構成され、いずれも同じタブで構成します。大容量転送のスループットを取りたいならJumbo・LSO・RSC・RSSを有効にする一方、低レイテンシを取りたいならRSC・Interrupt Moderation・EEEを無効化候補として評価します。Speed & Duplexの片側固定はduplexミスマッチを、EEEはリンクの100Mbpsへのダウンシフトを引き起こすことがあり、Checksum Offloadが有効だとローカルキャプチャでchecksumエラーに見えることがありますが、これはpktmonやミラーポートでの確認によって切り分けられます。

Windows NIC詳細設定の知識マップNIC詳細設定の各項目がAdvancedタブで構成されること、スループット重視と低レイテンシ重視で推奨設定が分かれること、Speed & DuplexやEEEがダウンシフトやduplexミスマッチの原因になり得ること、Checksum Offloadがローカルキャプチャのchecksumエラーに見える現象とpktmonでの確認方法の関係を示す図。で構成できる原因になり得る軽減するで構成できるで構成できる原因になり得るで確認できるで構成できるで構成できるで構成できるで構成できるで構成できるで構成できるで構成できるで構成できるで構成できる用いるのは非推奨用いるのは非推奨用いるのは非推奨推奨される対応推奨される対応推奨される対応推奨される対応推奨される対応原因になり得る原因になり得るNIC詳細設定(Advancedタブ)Speed & Duplexduplexミスマッチリンク速度のダウンシフトJumbo Packet/Jumbo FramesChecksum OffloadローカルキャプチャのchecksumエラーPacket Monitor(pktmon)Large Send Offload(LSO/TSO)Receive Segment Coalescing(RSC/LRO)Receive Side Scaling(RSS)Interrupt ModerationFlow Control(802.3x pause frame)Energy Efficient Ethernet(EEE/Green Ethernet)Wake on LAN(Wake on Magic Packet)Selective SuspendVMQ/VMMQ/SR-IOV低レイテンシ重視のワークロード大容量転送・スループット重視のワークロードHyper-Vホストのネットワーク構成スリープ復帰後のNIC接続不良

概念間の関係(全26件)

図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。

主要概念の定義

NIC詳細設定(Advancedタブ)
デバイスマネージャーやネットワーク接続のプロパティにあるAdvanced(詳細設定)タブで構成する、NICドライバー固有の一連の設定項目群。
Speed & Duplex
NICと相手機器が、どの速度・どのduplex(全二重/半二重)で通信するかを交渉または固定する設定。
Jumbo Packet/Jumbo Frames
MTU 1500を超える、標準より大きなEthernetフレーム(9000バイト前後)を使えるようにする設定。経路上のすべての機器で揃って初めて意味を持つ。
Checksum Offload
IP/TCP/UDPのchecksum計算をOSではなくNIC側で処理させる設定。
ローカルキャプチャのchecksumエラー
自分のPC上でパケットキャプチャすると、NICがchecksumを埋める前のパケットが見えるため、実際には正常なパケットでも解析ツールがchecksum不正と表示する現象。
Large Send Offload(LSO/TSO)
大きなTCP送信データをNIC側で細かいフレームに分割する設定。send-heavyなスループットとCPU使用率の削減に効く。
Receive Segment Coalescing(RSC/LRO)
受信側で複数のTCPセグメントをNIC側でまとめる設定。受信スループットとCPU使用率の削減に効くが、低レイテンシやpacket単位の観測には不利になることがある。
Receive Side Scaling(RSS)
受信処理を複数CPUに分散させる設定。multi-core環境でのスループットとスケーラビリティに効く。
Interrupt Moderation
割り込み頻度を抑制して、CPU負荷とレイテンシを交換する設定。高め/Adaptiveにすると CPU負荷は下がるがレイテンシは増えやすい。
Flow Control(802.3x pause frame)
802.3x pause frameの送受信に関する設定。dropを減らせることがある一方、pauseが別の輻輳を広げることもある。
Energy Efficient Ethernet(EEE/Green Ethernet)
リンクがidleのときの消費電力を落とす、省電力のための設定。速くする設定ではなく、相手機器やケーブル条件によってはリンク不安定やダウンシフトの切り分け候補になる。
Wake on LAN(Wake on Magic Packet)
ネットワーク経由でスリープ中のPCを起こすための設定。Wake on Pattern Matchは意図しないwakeの原因になりやすい。
Selective Suspend
idle時やスリープ時にNICをどこまで低電力化するかを決める設定。
VMQ/VMMQ/SR-IOV
Hyper-Vホストや仮想化基盤向けに、VMごとの受信キュー割り当てやNICの直接分割を行う設定群。

機械可読データ

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