TTDの録画
対象プロセスに録画エンジンを注入し、実行された命令を命令単位で記録する操作と、その記録内容。管理者権限を要し、対象プロセスを大きく遅くする。
- 概念URI
https://comcomponent.com/knowledge/ttd-recording/
- 別名・表記
- TTD録画 / トレースの記録 / TTD recording
- 上位概念
- Time Travel Debugging(TTD)
- 最終確認日
- 2026-08-01
- 機械可読データ
- JSON-LD
この概念が関わる関係
- Time Travel Debugging(TTD)はTTDの録画を利用します。TTDは、対象プロセスの命令実行を録画する操作と、その記録をWinDbgで前後に再生する操作から成る。録画はWinDbgのUIまたはTTD.exeで行う。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典 出典
- TTDの録画は管理者権限を前提とします。録画には昇格した権限が必要で、WinDbgは管理者として実行し、TTD.exeは管理者コマンドプロンプトから実行する。既存のトレースを開いて再生するだけなら昇格は要らない。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典 出典
- TTDの録画はTTDトレースファイル(.run)に保存されます。録画で記録した命令実行は.runトレースファイルに保存される。共有するのはこの.runだけで足りる。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典 出典
- TTD.exe(コマンドライン録画ツール)はTTDの録画の実装を担います。TTD.exeはWinDbgを入れないPCでの録画や自動化のためのコマンドライン録画ツールで、launch・attach・monitorの3モードでTTDの録画を行う。再生はWinDbgで行う。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典
- TTDの録画はTTD録画のオーバーヘッドの原因になることがあります。録画中の対象プロセスは、アプリと録画オプションによって5〜20倍以上遅くなる。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典 出典
- TTDの録画はTTDトレースの肥大化の原因になることがあります。トレースは活動中に毎秒5〜50MB成長し、数分で数GBになり得て、最大サイズの上限は無い。ディスクが尽きると録画は静かに待ち、不完全なトレースになる。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典
- TTDの録画は保護されたプロセス(PPL)と両立しません。Protected Process Light(PPL)などWindowsの保護プロセスにはTTDが自分を注入できず、録画できない。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典
- Application VerifierをTTDの録画に用いることは推奨されません。Application Verifierを有効にしたまま録画すると、そのメモリの使い方の関係で再生時の性能が目立って悪くなるため、録画時は無効にする。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-09-02 出典
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一次資料
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