知識マップ: 保険者番号は8桁で何を語るか ── 法別番号・都道府県番号・検証番号をレセコンの実装から読む

記事「保険者番号は8桁で何を語るか ── 法別番号・都道府県番号・検証番号をレセコンの実装から読む」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。

保険証に印字される保険者番号は、法別番号2桁・都道府県番号2桁・保険者別番号3桁・検証番号1桁からなる8桁のコードで、国民健康保険(退職者医療を除く)だけは法別番号を持たない6桁になる。末尾の検証番号はモジュラス10ウェイト2-1という手順で算出され、入力ミスの検出に使える。かつて協会けんぽの前身である政府管掌健康保険は、都道府県番号も検証番号も持たない4桁の特例番号を使っており、この歴史の痕跡はレセコンORCAのソースに桁数による制度判定処理として今も残っている。ORCAは保険者番号を保険者マスタと保険番号マスタの二層で管理し、検証番号のチェックの要否も制度ごとにマスタ設定で切り替えている。

保険者番号の知識マップ保険者番号が法別番号・都道府県番号・保険者別番号・検証番号で構成されること、検証番号がモジュラス10ウェイト2-1で算出されること、旧・政府管掌健康保険の4桁特例が協会けんぽへ引き継がれたこと、ORCAが保険者マスタと保険番号マスタの二層でこの体系を実装していることを示す図利用する利用する利用する利用する利用する両立しない両立しない両立しないの後継利用する実装を担うに保存される利用する利用するで構成できるで確認できる利用する利用する保険者番号チェックディジット(検査用数字)法別番号都道府県番号保険者別番号モジュラス10ウェイト2-1国民健康保険(退職者医療を除く)旧・政府管掌健康保険(政管健保)協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)ORCA(日医標準レセプトソフト/日レセ)保険者マスタ(tbl_hknjainf)保険番号マスタ(tbl_hknnum)入力ミス公費負担者番号レセコン(レセプトコンピューター)

概念間の関係(全18件)

図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。

主要概念の定義

保険者番号
医療保険の被保険者証(保険証)に印字される、保険者を識別するための番号。法別番号2桁・都道府県番号2桁・保険者別番号3桁・検証番号1桁の8桁が原則で、国民健康保険(退職者医療を除く)のみ法別番号のない6桁になる。
チェックディジット(検査用数字)
コードの末尾(または先頭)に、他の桁から計算で導けるよう付ける1桁で、入力されたコードの誤りをその場で検出する仕組み。
国民健康保険(退職者医療を除く)
市町村や国保組合が運営する医療保険制度のうち退職者医療を除いたもの。法別番号を持たず、都道府県番号2桁+保険者別番号3桁+検証番号1桁の6桁の保険者番号を持つ。
旧・政府管掌健康保険(政管健保)
協会けんぽの前身にあたる医療保険制度。都道府県番号2桁+保険者別番号2桁の計4桁(法別番号・検証番号なし)という特例の保険者番号を「当分の間」使用していた。
協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)
2008年10月に発足した全国健康保険協会が運営する健康保険。法別番号01のもと、都道府県支部ごとに8桁の保険者番号を持つ。
ORCA(日医標準レセプトソフト/日レセ)
日本医師会が提供する「日医標準レセプトソフト」の略称。ソースコードが公開されているレセプトコンピューター。
入力ミス
保険者番号などのコードを手入力・OCR・バーコード読み取りする際に生じる誤り。
公費負担者番号
生活保護や自立支援医療などの公費負担医療で使われる番号。法別2桁+都道府県2桁+実施機関3桁+検証1桁という保険者番号と似た構造を持つが、保険者番号とは別体系のコード。
レセコン(レセプトコンピューター)
レセプト(診療報酬明細書)の作成・請求を担う業務システムの総称。

機械可読データ

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