知識マップ: グループポリシーからIntuneへ ── 中小企業のデバイス管理移行ガイド

記事「グループポリシーからIntuneへ ── 中小企業のデバイス管理移行ガイド」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。

GPOはドメインネットワークに接続したときに適用され、Intuneはインターネット経由で同期します。在宅PCに設定が届かないのは不具合ではなく、PCがドメインコントローラーに届く場所にあるという設計前提が働き方と合わなくなったということです。ただしIntuneの定常同期はおよそ8時間ごとで、GPOの約90分より粗いため、即時性を要する統制は同期間隔を前提に設計します。移行は全部か無かではなく、新規PCはEntra join、既存のドメイン参加PCはhybrid joinのまま置き換える段階移行が現実解で、両者の共存は正式にサポートされています。棚卸しにはGroup Policy analyticsを使い、管理用テンプレート相当は設定カタログ、アプリ配布はWin32アプリとMicrosoft Storeアプリへ移します。移行期間中の最大の落とし穴は二重適用で、既定ではGPOが勝ちます。

GPOからIntuneへの移行判断の知識マップGPOがドメインコントローラーに届く場所を前提とするのに対しIntuneがインターネット経由で同期する違い、Entra joinとhybrid joinの共存、Group Policy analyticsによる棚卸し、GPO時代の業務のIntune側の対応物、二重適用で既定ではGPOが勝つという落とし穴を示す図前提とする前提とするの後継前提とする前提とする利用する用いるのは非推奨の後継より先に行うべき原因になり得るで構成できるの後継利用するの後継利用する利用するで構成できるで構成できる前提とするの後継Microsoft Entra joinIntuneの設定カタログMicrosoft Entra IDMicrosoft Entra hybrid joinActive Directory(AD DS)オンプレミスリソースへのSSOドメインコントローラードメインGPOMicrosoft IntuneIntuneのポリシー同期間隔即時性を要する統制グループポリシーGroup Policy analytics同一設定の二重構成ポリシーの競合Policy CSP(構成サービスプロバイダー)MDMWinsOverGPIntuneのWin32アプリ(.intunewin)IntuneのMicrosoft Storeアプリ(新)IntuneのPowerShellスクリプト配布Remediations(旧Proactive remediations)条件付きアクセスBitLockerWindows LAPSIntuneのライセンス

概念間の関係(全20件)

図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。

主要概念の定義

Microsoft Entra join
Entra IDにのみ参加し、Active Directoryには参加しないデバイスの参加形態。管理はIntuneで行い、社外でも認証・管理が完結する。
Intuneの設定カタログ
構成可能な設定を一覧化し、必要なものだけ選んでポリシーにできるIntuneの仕組み。GPOの管理用テンプレートに相当する役割を担う。
Microsoft Entra hybrid join
ADドメイン参加とEntra IDへの登録を併用する参加形態。GPOとIntuneを併用できる。
オンプレミスリソースへのSSO
Entra joinしたデバイスから、オンプレミスのファイルサーバーやプリンターなどActive Directory統合リソースへシングルサインオンでアクセスすること。
ドメインGPO
Active Directoryに保存し、サイト・ドメイン・OUにリンクして配布するグループポリシーオブジェクト。GPMCで編集する。
Microsoft Intune
クラウドからPC・モバイルデバイスを管理するMicrosoftのMDMサービス。
Intuneのポリシー同期間隔
登録済みデバイスがIntuneからポリシーを取りに行く周期。定常時はおよそ8時間ごとで、ポリシー変更時には通知による同期も走る。
Group Policy analytics
オンプレミスのGPOをインポートして、MDMがサポートする設定と非推奨・利用不能な設定を分析するIntuneの機能。
同一設定の二重構成
同じ設定項目をグループポリシーとMDMの両方から構成すること。移行期の共存自体は問題なく、避けるべきなのは同一設定の重複構成だけ。
Policy CSP(構成サービスプロバイダー)
MDMがOSの設定を構成するために使う仕組み。IntuneなどのMDMはこれを通じてポリシーを適用する。
IntuneのWin32アプリ(.intunewin)
MSI/EXE/スクリプトインストーラーをContent Prep Toolで.intunewin形式に変換して配布する仕組み。
IntuneのPowerShellスクリプト配布
Intune管理拡張によってWindowsデバイスへPowerShellスクリプトを配布・実行させる仕組み。
Remediations(旧Proactive remediations)
検知スクリプトと修復スクリプトのペアで構成され、条件を検出したら自動で修復するIntuneの仕組み。
条件付きアクセス
デバイスの状態やサインインのリスクなどの条件に応じて、Entra IDへのサインインを許可・拒否・追加認証要求するポリシー機構。
BitLocker
ドライブ全体を暗号化して紛失・盗難・不適切な廃棄によるデータ流出を防ぐWindowsの機能。
Windows LAPS
ローカル管理者アカウントのパスワードを端末ごとにランダム化して自動ローテーションし、Active DirectoryまたはMicrosoft Entra IDにバックアップする、Windowsに組み込まれた機能。

機械可読データ

このデータセットについて

作成
合同会社小村ソフト
ライセンス
CC BY 4.0 ── 出典(合同会社小村ソフト)とライセンスへのリンクを明示し、改変した場合はその旨を示すことを条件に、再配布・改変を含めて再利用できます
最終確認日
2026-08-22 ── 収録する関係のうち、最後に出典と照合した日

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