← 総合演習へ戻る 探索者には見せないでください 探索者用キット / Web採点係

BB101 / Scorer Book / 1

採点係の役割

この冊子は、二人で演習するときに採点係役の人が持つものです。一人で演習する場合は、この冊子を開かずにWeb採点係を使ってください。答えを知らないまま演習を続けられます。

返すのはScoreだけ

  1. 探索者が候補を紙へ書き、読み上げるまで待つ。
  2. 候補が範囲内の整数か確認する。
  3. この冊子の表または式でScoreを求める。
  4. Scoreと問い合わせ回数だけを伝える。
  5. 高い方向、山の位置、式、前回との差の理由は教えない。

共通判定

  • 前の現在Scoreより高い候補だけが採用です。
  • 同点は不採用です。
  • 範囲外の候補は問い合わせ回数に数えず、「範囲外」とだけ返します。
  • 採点を間違えた場合は、その問い合わせを無効にして同じ候補を採点し直します。
  • 探索者がScoreを聞いてから候補を書き換えた場合は、候補をもう一度宣言させます。

問い合わせ記録

回問題候補Score
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
回問題候補Score
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32

問題E(目安32問い合わせ)まで、この見開きで数えられます。足りなくなったら余白か2枚目に続けてください。

BB101 / Scorer Book / 2

問題A・BのScore

問題A 一本道

上段がX1、下段がScore
X1012345678910
Score2231456175848987786241
山頂: X1=6、Score 89。開始点1・歩幅2では一度飛び越えるため、歩幅1への縮小が必要です。

問題B 二つのつまみ

問題B Score表
X2\X1012345678
0697377818589939793
17276808488929610096
2697377818589939793
3667074788286909490
4636771757983879187
5606468727680848884
6576165697377818581
7545862667074788278
8515559636771757975

表の行がX2、列がX1です。最高点は(7,1)、Score 100です。

BB101 / Scorer Book / 3

問題CのScore

問題C Score表
X2\X10123456
070645852464034
164756963575145
258698074686256
352637485797367
446576879908478
540516273849589
6344556677889100

教えない内部構造

Score = max(0, 70 + 5×min(X1,X2) − 6×|X1−X2|)

開始点(3,3)はScore 85です。X1だけ、またはX2だけを1増やすと79へ悪化します。一方、(+X1,+X2)なら(4,4)で90、続けて(5,5)で95になります。

探索者には表も式も見せない

BB101 / Scorer Book / 4

問題DのScore

問題D Score表
X2\X1012345678910
05662686256505055605550
16268746862565560656055
26874807468626065706560
36268746862606570757065
45662686260657075807570
55056626065707580858075
65055606570758085908580
75560657075808590959085
860657075808590951009590
95560657075808590959085
105055606570758085908580

教えない内部構造

低い山 = 80 − 6×(|X1−2| + |X2−2|)
高い山 = 100 − 5×(|X1−8| + |X2−8|)
Score = max(低い山, 高い山)

第1試行の開始点(2,2)は局所山頂でScore 80です。第2試行の開始点(8,5)はScore 85で、X2を増やすと高い山へ進めます。

BB101 / Scorer Book / 5

問題EのScore

問題Eだけは4変数なので、次の式で採点します。各変数は0〜10の整数です。

Score = max(0,
  100
  − 3×|X1−7|
  − 3×|X2−7|
  − 2×|X3−3|
  − 2×|X4−8|
  − 5×|X1−X2|
)

距離から引く点数の早見表

距離×2×3×5
0000
1235
24610
36915
481220
5101525
6121830
7142135
8162440
9182745
10203050

採点例

候補 (5,5,5,8)

100
− 3×|5−7| = −6
− 3×|5−7| = −6
− 2×|5−3| = −4
− 2×|8−8| =  0
− 5×|5−5| =  0
Score = 84
最高点: (7,7,3,8)、Score 100。X1とX2は片方だけ動かすと連動罰が増えるため、同じ向きの斜め方向が有効です。

BB101 / Scorer Book / 6

進行後の振り返り

演習が終わってから、初めて地形と式を探索者へ見せます。次の順番で振り返ります。

問題A

歩幅2で山頂6を飛び越え、歩幅1で戻れたか。改善方向を一回で捨てず、続けて試したか。

問題B

一つの変数ずつでも十分に解ける問題です。方向の順番は違っても、改善方向の反復で問い合わせを節約できます。

問題C

軸方向だけでは(3,3)で止まります。斜めカードは常用するものではなく、軸方向の行き詰まりを崩すために追加したことを確認します。

問題D

第1試行のScore 80は間違いではありません。その近所では最善です。再出発によって「近所で最善」と「全体で最善」を分けられたかを確認します。

問題E

大きな歩幅4で遠くへ進み、歩幅2で位置を合わせ、必要なら歩幅1で仕上げます。X1とX2の連動、X3とX4の独立調整を記録から読み返します。

採点係から聞く質問

  1. どの方向を「良い方向」と判断したか。
  2. 歩幅を縮めた根拠は一巡の記録に残っているか。
  3. 斜め方向を追加した時、軸方向の失敗を確認済みだったか。
  4. 再出発点は前の山から十分離れていたか。
  5. Score表を見た後でも、同じ探索手順を別問題へ移せそうか。