共有可変状態
複数のスレッドから読み書きされる、書き換え可能なデータ。競合はこれと複数スレッドが揃ったときにだけ起きる。
- 概念URI
https://comcomponent.com/knowledge/shared-mutable-state/
- 最終確認日
- 2026-08-01
- 機械可読データ
- JSON-LD
この概念が関わる関係
- 共有可変状態は競合状態(race condition)の原因になることがあります。count++は読み込み・加算・書き戻しの3ステップに分かれるため、同期がなければ2つのスレッドの加算のうち一方が失われる。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- スレッドローカル状態は共有可変状態を軽減します。並列集計では共有カウンターに毎回書き込まず、スレッドごとのローカル変数に小計を作って終了時に1回だけInterlockedAddで合流させる。共有への書き込みが反復のたびからスレッドごとに1回へ減る。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-22 出典
- 共有可変状態は競合状態(race condition)の原因になることがあります。++countという1つの式も機械語では読み込み・加算・書き戻しの3ステップに分かれるため、2つのスレッドが同時に入ると一方の加算が上書きされて消える。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- 共有可変状態はデータ競合による未定義動作の原因になることがあります。C++ Core GuidelinesはCP.1(自分のコードがマルチスレッドで動くと想定せよ)とCP.2(データ競合を避けよ)を並行性の章の冒頭規則に掲げ、データ競合があるとどんな保証も成り立たないとしている。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- 共有可変状態は競合状態(race condition)の原因になることがあります。count++の1行は読み込み・加算・書き戻しの3ステップに分かれるため、2つのスレッドが同時に実行すると一方の加算がもう一方の書き戻しで上書きされて失われる。実行するたびに結果が変わり、どの結果になるかは予測できない。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- スレッドローカル状態は共有可変状態を軽減します。並列ループ内では共有メモリへの書き込みを避けるべきとされており、スレッドローカル状態を使うオーバーロードが推奨されている。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-22 出典
- Channel<T>は共有可変状態を防ぎます。共有変数を両側から触る代わりに、プロデューサーが書きコンシューマーが読むFIFOを間に置けば、同期はチャネルが内部で管理する。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- 共有可変状態は競合状態(race condition)の原因になることがあります。count++は読み込み・加算・書き戻しの3ステップに分かれるため、2つのスレッドが同時に入ると一方の加算が上書きされて消える。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- 共有可変状態はメモリ一貫性エラーの原因になることがあります。同期なしに共有変数を読み書きすると、同じデータに対して複数のスレッドが一貫しない見え方をする。ループの中でbooleanフラグを見ているのに他スレッドが変えた値がいつまでも見えない、という現象はメモリモデルが許す動作でJVMのバグではない。 / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-02 出典
- スレッドローカル状態は共有可変状態を軽減します。並列集計では共有の合計変数に各スレッドが書き込むのではなく、スレッドごとに部分結果を作って最後に合流させる。LongAdderも内部でセルを分割して競合を散らし、読むときに合算する実装である。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-22 出典
- ページファイルバックセクションは共有可変状態の原因になることがあります。セクションを複数プロセスで書き込み可能に共有すると共有可変状態が生まれるが、排他制御が自動で付くわけではなく、mutex・semaphore・event・lock-freeプロトコルなどを別途設計する必要がある。セクションオブジェクトが破棄されれば内容も残らないため、永続ファイルとして残す用途にも向かない。 / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-22 出典 出典
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一次資料
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