自動アップデート機能(updater)
アプリが新しいバージョンを取得し、既存の実行物を置き換える機能。外部からファイルを取得する、それを信頼する、既存の実行物を置き換えるという3つの性質を併せ持つ。
- 概念URI
https://comcomponent.com/knowledge/auto-updater/
- 別名・表記
- updater / 自動更新機能
- 最終確認日
- 2026-08-01
- 機械可読データ
- JSON-LD
この概念が関わる関係
- 自動アップデート機能(updater)はupdateのtrust anchor(信頼の起点)を前提とします。安全なupdaterは、クライアント側に信頼する公開鍵や証明書チェーンなど、あらかじめ持つ信頼の起点(trust anchor)があることを前提とする / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)は署名付き更新metadataを前提とします。更新判断に使う情報(version・hash・size・channel・有効期限など)を全て署名付きmetadataに集約し、クライアントが検証してから使う設計を前提とする / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)はTUF(The Update Framework)を利用します。TUFの脅威モデルを参照する場合、自動アップデートの脅威モデルは、TUF(The Update Framework)が整理するrollback・freeze・mix-and-matchなどの分類を土台にできる。TUFをフルに採用しないupdaterも多い / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)はコード署名証明書を前提とします。自前updaterで成果物を検証する場合、成果物にはコード署名証明書(Authenticode)による署名検証が必要になる / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)はWinVerifyTrustを利用します。updaterのコードの中でAuthenticode署名を検証する場合、WinVerifyTrust APIをWINTRUST_ACTION_GENERIC_VERIFY_V2で呼び出す / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)は署名鍵の分離運用を前提とします。本番署名鍵は開発用と分離し、承認フローや監査ログを伴って運用することが安全な自動更新の前提になる / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- updater権限分離(helperへの分離)は自動アップデート機能(updater)に対する本記事の推奨です。updater全体を管理者権限で動かさず、ダウンロードと検証は低権限で行い、実ファイル置換だけを最小権限のhelperへ分離することが推奨される / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)はminimum allowed versionを前提とします。事故時の封じ込めのため、signed metadataでminimum allowed versionを配れる仕組みを持つ / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)はkill switch(更新の緊急停止)を前提とします。問題のある版が配られ続ける事故に備え、段階配信を止めるkill switchを持つ / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)は更新のblocklistを前提とします。事故時の封じ込めを速くするため、特定buildを拒否できるblocklistをsigned metadataで配れるようにする / 確度: 確立した関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)は発行元チェーンの固定を前提とします。署名者の固定は、識別名(Subject)ではなく発行元チェーンか公開鍵で行うことが安全な検証の前提になる / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- Windowsアプリの更新配布は自動アップデート機能(updater)に対する本記事の推奨です。要件が合うなら、自前updaterを作るより先にMSIX App InstallerやClickOnceなど既存のWindowsアプリ更新配布基盤に乗ることが推奨される / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
- 自動アップデート機能(updater)はfail-closed設計を前提とします。更新フローは検証が終わる前に置き換えない・失敗したら進めないの2点が基本で、自前updaterは検証失敗時にfail-closedで止まることを前提とする / 確度: 条件付きの関係 / 確認日: 2026-08-01 出典
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一次資料
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