知識マップ: ランサムウェアに耐えるバックアップ ── 3-2-1ルール、書き換えできない保存先、戻せるかの確認
記事「ランサムウェアに耐えるバックアップ ── 3-2-1ルール、書き換えできない保存先、戻せるかの確認」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。
ランサムウェアは手の届くバックアップを探して削除・暗号化し、vssadminでシャドウコピーを消すこともある。警察庁の令和7年上半期の報告では、バックアップを取っていた企業・団体の多くが戻せず、理由で最も多いのはバックアップも暗号化されていたことだった。以前のバージョン(シャドウコピー)はバックアップの代わりにならない。3-2-1ルールで複製の数と置き場所を決め、感染したPCから書き換えられないオフラインバックアップか不変ストレージを1つ持ち、世代を残す。Azure Blob Storageの不変ストレージやS3 Object Lockが不変ストレージの例である。取ったバックアップはリストアテストで戻してみて、かかった時間と戻った時点をRTOとRPOに照らして確かめる。
flowchart LR
accTitle: ランサムウェアに耐えるバックアップの知識マップ
accDescr: ランサムウェアがシャドウコピーやバックアップを消すこと、3-2-1ルールにオフラインバックアップや不変ストレージ、世代管理を加えて被害を軽減すること、リストアテストでバックアップとRTO・RPOを確かめることを示す図
ransomware["ランサムウェア"]
data_backup["バックアップ"]
offline_backup["オフラインバックアップ"]
immutable_storage["不変ストレージ(WORM)"]
restore_test["リストアテスト"]
vssadmin["vssadmin"]
shared_folder_shadow_copies["共有フォルダーのシャドウコピー(以前のバージョン)"]
backup_3_2_1_rule["3-2-1ルール"]
azure_blob_immutable_storage["Azure Blob Storageの不変ストレージ"]
s3_object_lock["S3 Object Lock"]
backup_generation_management["世代管理(バックアップ)"]
security_6_articles["情報セキュリティ6か条"]
recovery_time_objective["目標復旧時間(RTO)"]
recovery_point_objective["目標復旧時点(RPO)"]
ransomware -->|"利用する"| vssadmin
shared_folder_shadow_copies -->|"用いるのは非推奨"| data_backup
backup_3_2_1_rule -->|"推奨される対応"| data_backup
offline_backup -->|"軽減する"| ransomware
immutable_storage -.->|"軽減する"| ransomware
azure_blob_immutable_storage -->|"実装を担う"| immutable_storage
s3_object_lock -->|"実装を担う"| immutable_storage
backup_generation_management -.->|"軽減する"| ransomware
data_backup -->|"軽減する"| ransomware
security_6_articles -->|"利用する"| data_backup
data_backup -->|"で確認できる"| restore_test
recovery_time_objective -->|"で確認できる"| restore_test
recovery_point_objective -->|"で確認できる"| restore_test
概念間の関係(全13件)
図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。
- ランサムウェアはvssadminを利用します。
- 共有フォルダーのシャドウコピー(以前のバージョン)をバックアップに用いることは推奨されません。
- 3-2-1ルールはバックアップに対する本記事の推奨です。
- オフラインバックアップはランサムウェアを軽減します。
- 不変ストレージ(WORM)はランサムウェアを軽減します。
- Azure Blob Storageの不変ストレージは不変ストレージ(WORM)の実装を担います。
- S3 Object Lockは不変ストレージ(WORM)の実装を担います。
- 世代管理(バックアップ)はランサムウェアを軽減します。
- バックアップはランサムウェアを軽減します。
- 情報セキュリティ6か条はバックアップを利用します。
- バックアップはリストアテストで確認できます。
- 目標復旧時間(RTO)はリストアテストで確認できます。
- 目標復旧時点(RPO)はリストアテストで確認できます。
主要概念の定義
機械可読データ
このデータセットについて
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