知識マップ: GigE Vision・USB3 Visionカメラの取りこぼし ── 原因の切り分けとWindows側の設定

記事「GigE Vision・USB3 Visionカメラの取りこぼし ── 原因の切り分けとWindows側の設定」の主張を、概念と関係(エッジ)に分解した知識グラフの全体です。各関係には根拠・確認日・確度が付いています。

GigE Visionは画像をUDPで送り、欠けたパケットはGVCPで再送を要求して埋められることがある。埋められないパケットロスはフレームドロップにつながる。パケットロスに対してはNICのJumbo PacketとReceive Buffersを大きくすること、カメラのInter-Packet Delayを広げることがカメラメーカーやMicrosoftの資料で挙げられている。USB3 Visionは画像をバルク転送で送り、バルク転送の帯域は保証されない。USB3カメラが0 fpsになる症状について、JAIはUSBセレクティブサスペンドによる省電力の状態を原因の可能性に挙げ、電源プランで無効にする手順を示している。

GigE Vision・USB3 Visionのフレームドロップの知識マップパケットロスとUSBセレクティブサスペンドがフレームドロップの原因になり得ること、パケット再送・Jumbo Packet・Receive Buffers・Inter-Packet Delayがパケットロスを軽減し得ること、NICの詳細設定と電源プランで構成する項目、GigE VisionがGVCPを、USB3 Visionがバルク転送を使うことを示します。原因になり得る原因になり得るで構成できる利用する利用する軽減する軽減する軽減する軽減するで構成できるで構成できるで構成できる利用するフレームドロップGigE VisionUSB3 VisionパケットロスUSBセレクティブサスペンドPower plan(電源プラン)GVCPパケット再送(GigE Vision)Jumbo Packet/Jumbo FramesReceive BuffersInter-Packet DelayNIC詳細設定(Advancedタブ)Interrupt Moderationバルク転送(USB)

概念間の関係(全13件)

図と同じ関係を文章でも列挙します。表示している文と機械可読な意味データ(RDFa)は同じ要素に載っています。確度が「確立した関係」のものは直接の関係として、「条件付きの関係」のものは成立条件つきの言明(rdf:Statement)として表現しています。

主要概念の定義

フレームドロップ
カメラが撮影・送信した画像(フレーム)の一部またはすべてが、受信側のアプリに正しく届かないこと。
GigE Vision
Ethernetでカメラの制御と画像の送信を行うマシンビジョン向けのインターフェース規格。制御にGVCP、画像の送信にGVSPというUDP上のプロトコルを使う。
USB3 Vision
USB 3.0でカメラの制御と画像の送信を行うマシンビジョン向けのインターフェース規格。画像はバルク転送のエンドポイントで送る。
パケットロス
送信されたパケットが途中の経路で失われ、受信側に届かなくなる現象である。
USBセレクティブサスペンド
アイドル状態のUSB機器を低消費電力状態に入れるWindowsの電源管理機能。復帰に時間がかかるため初回応答の遅延の原因になり得る。
パケット再送(GigE Vision)
GigE Visionで、受信側が届かなかった画像パケットの再送をカメラに要求する仕組み。
Jumbo Packet/Jumbo Frames
MTU 1500を超える、標準より大きなEthernetフレーム(9000バイト前後)を使えるようにする設定。経路上のすべての機器で揃って初めて意味を持つ。
Receive Buffers
NICドライバーが受信に使う記述子の数を表す標準キーワード(*ReceiveBuffers)。小さすぎると高負荷時に受信バッファが尽き、大きすぎるとシステムの資源を無駄にする。
Inter-Packet Delay
GigE Visionカメラが画像パケットを送る間隔を広げるカメラ側の設定。広げるとスイッチやNICの負荷が下がる代わりに、カメラが出せる最大のフレームレートが下がる。
Interrupt Moderation
割り込み頻度を抑制して、CPU負荷とレイテンシを交換する設定。高め/Adaptiveにすると CPU負荷は下がるがレイテンシは増えやすい。

機械可読データ

このデータセットについて

作成
合同会社小村ソフト
ライセンス
CC BY 4.0 ── 出典(合同会社小村ソフト)とライセンスへのリンクを明示し、改変した場合はその旨を示すことを条件に、再配布・改変を含めて再利用できます
最終確認日
2026-11-01 ── 収録する関係のうち、最後に出典と照合した日

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